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 今日は事務所のクーラーが壊れて一日中外で仕事をしているような環境でした。そんなフラフラの午後2時頃に、九州地方からの申込みたい旨の電話が鳴りました。

 申込人の方は被告人の奥さんでした。協会に問合せがあった時点では担当弁護人である国選の先生に対して、保釈の申請依頼と協会の立替システムを利用する為の協力依頼等をなにも話しをしていないとのことでした。今まで数々の国選の弁護士先生にご協力していただきました。その経験上私たちは弁護人の先生が協会を利用した事が無いという先生や協会の存在事態を知らないという先生等であれば、申込人は弁護人の先生へ説明される際は、協会との契約関係書類を持って先生の事務所まで伺い、書類等を見ていただいた上でご協力の依頼をすると、弁護人の先生のご協力を得られやすいという事をお伝えしたいと思います。

 それはこの方もそうだったのですが、申込人より担当の弁護士先生へ協会の立替に際してご協力を電話で要請したところ、先生より「私は関与したくない。」といわれてしまったそうですが、その後急いで、先生の所へ一式契約書類を持って説明しに行ったところ、「この内容ならば協力してもいいでしょう。」と承諾していただきました。

 やはり弁護士の先生は、どのような契約の基に立替を行っていくのかという事が一番心配なのと関係書類の中で弁護士先生には立替金が裁判所に没収された時には一切の責任を負わないことなどをはっきりと伝えるべきです。我々協会職員も努力しないといけませんが、いい教訓となる出来事でした。

 今回も協会にお問合せがあったものをご紹介いたします。

【Q:質問内容】
 保釈申請のことです。申請する時は家族又兄弟又親戚じゃないと無理なのですか?
出来るのであれば、私が保釈申請したいのですが?私は仕事でのパートナーです。やはり無理ですか?

【A:回答】
 保釈申請をできる方は下記の方々に法律上決まっております。
勾留されている被告人又はその弁護人、法定代理人、保佐人、配偶者、
直系の親族若しくは兄弟姉妹の方々は保釈請求ができます。
以上のことから、裁判所への保釈申請は被告人のご家族などの協力がない場合は、
担当弁護人の先生に保釈申請をお願いする方法しか無いと思われます。
更にご質問などがあれば、当協会までお電話にてご相談くだされば、
もっと詳しくご説明できると思います。

 尚、補足と致しまして法定代理人、保佐人の説明をしておきます。
法定代理人
⇒本人の意思によるのではなく、法律の規定に基づいて任命される代理人。未成年者の親権者・後見人など。
保佐人
⇒準禁治産者につけられる保護者。準禁治産者の行う財産上の重要な法律行為について同意権をもつが、代理権はない。

 現状では、被告人の家族以外からの保釈を求める声も多く、
保釈請求権者以外の方は裁判所への保釈請求はできませんので、
担当弁護人の先生のご協力を得て先生より保釈請求を出して貰えるようお願いしてください。

 今回も、協会ホームページでご紹介している「Q&A」以外に、
実際に協会にお問合せがあったものの一部をご紹介いたします。

【Q:質問内容】
 私の住まいは大阪ですが、保釈金の立替の契約をする際に、
東京へ行かなければいけないのでしょうか?

【A:回答】
 担当弁護人の先生にご協力していただければ、協会に来社せずに契約を締結する事は可能です。
 本来、申込人の方に協会へ来社していただく理由は本人確認をする為です。
契約書の署名捺印をしたのが、申込者本人であるという確認を担当弁護人の先生によって証明していただければ申込人は協会へ来社をしなくても構いません。
簡単に言うと契約書の末尾に担当弁護人の先生に「この契約書は本人が署名捺印いたしました。」というサインをもらうだけでOKです。

 前回、保釈金の立替は全国からお申込み可能ですとご紹介させていただきましたが、今回はその場合(遠方からのお申込みの場合)の契約についてのことを説明させていただきました。ちなみに、これまでの協会の立替は東京都内の方より郵便で契約をする遠方の方が多いです。

 今回は、協会ホームページでご紹介している「Q&A」以外に、
実際に協会にお問合せがあったものの一部をご紹介いたします。

【Q:質問内容】
 保釈金を立て替えてくれる会社を探しています。当方、兵庫県なのですが早急に手配をしたいので、近場で見つけたいと思っているのですが、そちらはこの近くに支店などはありませんか?

【A:回答】
 協会は支店及び系列会社などは一切ございません。
しかし保釈金の立替のお申込みは全国どこからでも受けつけております。
実際に今までに北海道から沖縄まで全国からお申込みしていただき保釈金の立替を実行しております。
最近は郵送や宅配便も発達しておりますので、遠方からでもなんら問題ありません。契約関係書類等のやりとりは郵送等でおこなう形になります。

 協会に対しての皆様からのご意見やご質問内容は、他にもたくさんございますが、今回は比較的このようなご質問が多かったので、この1件を紹介させていただきました。
又これからも、皆様からのご質問をご紹介していきます

先月の梅雨で雨がシトシト降る日のお申込みでした。
お問合せの方は女性で、被告人はお問合せの方のご主人、罪名は『交通違反(無免許運転)』である。前回も同じ交通違反で3年の執行猶予付き判決を受け、それから2年を経過して今回の事件となってしまったと申し訳なさそうに説明していただいた。ちなみに事故も、人身傷害もない内容である。

確かに二度目の事ではあるが、前回は保釈申請も保釈もなかったとのこと、しかし今回は家族の事情もあり保釈申請をして保釈を希望しているとのことなので、お問合せの方に保釈申請手続の方法を説明致しました。そして担当弁護人の先生に保釈申請手続をしてもらうようにお願いしてみてくださいとお話致しました。

すると翌日のことでした。昨日のお問合せの方から泣きながら電話がありました。なんと担当弁護人の先生に保釈申請手続きをお願いしたところ、『保釈申請をしても無駄だよ。第一、私が申請手続きをする義務もない。』と言われ、取り合ってもらえなかったとのこと。お問合せの方からは、これからどうしたら良いのかというとても落胆した様子がヒシヒシと伝わって来ました。担当弁護人は国選弁護士の先生とのこと、どうやら経済的な理由から私選弁護人の先生に依頼が出来なかったとのことである。

私たちも国選弁護人の先生が非協力的な話は、正直時々耳にする事はあります。ただこんなにも直接的な言葉で保釈申請手続を断るということは、私たちも驚きました。そして、あまりに非協力的な冷たい仕打ちと感じられました。被告人の家族の立場を考えると到底言えるような言葉ではない国選弁護人の言葉である、聞く耳を持ってもらえずに否定されてしまった、悲しく寂しい屈辱的な話と言えるでしょう。

私たちはこのお問合せの方に、先生が申請してくださらないのであれば、家族からの保釈申請をしてみましょうとご提案しました。

家族からの保釈申請についてご説明をし、手続き内容や申請書の作り方などをお電話とFAXでお伝えをして保釈申請の準備が整いました。そして裁判所へ申請に行かれた当日の午前中には、それまでとは違った晴れやかな様子でお電話をいただきました。その日はその後、この事も忘れて仕事に追われていたところ、午後2時を過ぎた頃でしょうか、またお電話をいただき、『裁判所から電話があり、保釈が許可決定されました。』と連絡がありました。今までにないとても明るい声で喜ばれていて、こちらにもその喜びが伝わって来ました。それにしてもこんなに早く許可が出るとは私も驚きました、最善を尽くして応援させていただいた甲斐があったとの思いです、そして本当に良かったと。

しかし、もちろん全ての国選弁護人の先生が今回の方のように非協力的なわけではありません。被告人家族の立場で頑張ってくださる先生方も大勢いらっしゃいます。ただ出来ることなら、依頼者との信頼関係そして被告人はじめ家族の人達の立場になり、真剣に考え協力してくれる弁護士先生ばかりの世の中にならないものかと、今回ほどつくづく感じた事はありませんでした。

「日本保釈支援協会/保釈保証金立替システム」

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