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2007年05月31日

色々な申込者

 東京もそろそろ梅雨に入りそうな時期ですが、今回のブログは最近私が印象に残ったお申込者のお話をしたいと思います。

 協会では保釈金立替の申し込みをして頂いた方には、職員より内容の確認等をするためにこちらからお電話をしてお話を聞かせて頂くのですが、そのお申込者は、電話での会話の中でなんていうか少々自己中心的な印象を受けました。というのも、こちらが被告人の事件内容等をお伺いしようとした時の第一声が『私は何も分からないので、すべて弁護士の先生に聞いてください』という言葉だったのです。

 どうやらその理由というのは、お申込者は被告人の奥様だったのですが、事件のことはすべて弁護人の先生にお任せしているから自分には全然わからないからとのこと。しかしそのすべてをお願いしている弁護人の先生には、自分は一度も会ったことがないとも言っていました。

 確かに昨日まで普通に暮らしていたのに、いきなり旦那さんが捕まってしまったら動揺してどうしたらいいのかわからなってしまうお気持ちはとてもよくわかります。ただ事件に関しての状況等がまったくわからないと、せっかくお申し込みをして頂いても、こちらもどうしようもないのです。そして旦那さんが罪を犯してしまった奥様の立場としてはとても辛いこととは思いますが、なんとか保釈が出来るようにと保釈金の立替を考えているのであれば、やはり少なくとも担当してくださっている弁護人の先生にお会いして相談するとか、被告人の旦那さんに話を聞きにいくなどして、ある程度は申し込みの際に状況を把握して頂けていればと、こちらとしては思ってしまいます。

 もちろん私共も、被告人の方々の社会復帰やその家族へのご支援をしたいと常に考えております。ですので少なくともお申し込みをして頂く方々には出来るだけご協力をして頂きたいと思っているのです。

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