日本保釈支援協会|公式ブログ

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先日、春の陽気からGWには夏の日差しに変わるだろうと、お気に入りの夏用のシャツを洋服ダンスの奥から引っ張り出してきたものの、あろうことかボタンが2つ外れていました。

シャツの胸ポケットにはコンパクトな裁縫セットと外れたボタン2つが入っており、外れたボタンを

ぼーっと眺めていると「今付けなくても、もう次のシーズンまでこのシャツは着る事はないだろう」とスッとボタンを胸ポケットにしまった昨秋の淡い記憶が思い出されました。

その後も他に先送りにしている事はないだろうかとあれこれと思い返しながら、部屋の掃除をしているとなんと目の前の棚の中には以前、近所のスーパーで特売日に大量に衝動買いしたインスタント食品の山が・・・挙句、全て賞味期限切れ。

もったいないと思いながら渋々捨てたものの、何せ一人暮らしの為、他人に迷惑を掛けている訳でもないのでまぁこのくらいは仕方ないかくらいの気ままな感じで惰性に流され、面倒な事は先送りにするライフスタイルを今まで送ってきました。

今回の様に外れたボタンと賞味期限切れのインスタント食品ならまだしも、いつもの先送り癖によって今後何か大きな失態を招くかもしれない事を考えると、出来ればこの先送り癖を克服し無駄のないスマートな生活を送った方が返って快適で、これはライフスタイルを改善した方がいいのかなと感じました。

かくゆう私も業務に於いては被告人の方が1日でも早い社会復帰が出来るように申込書の受理から審査、立替実行までのスピードを意識した業務を心掛けておりますので今後とも何卒宜しくお願いします。

2015年04月09日

花粉症で辛いこの季節

先日、東京都心では4月だというのに雪が降りました。都心で4月に降る雪は5年ぶりで、千葉県銚子市ではなんと90年ぶりだそうです。4月とは思えない程の冷たい風で、街にはまた真冬に戻ったような服装の人が多く見受けられました。

天気予報ではこれからは寒さも落ち着き気温も上がっていくとの事で、過ごしやすくなるのはとっても嬉しいのですがこの時期と言えば花粉で悩まされている方も多いのではないでしょうか。私もその悩まされている中の一人です。

外に出た途端、鼻水は出るしくしゃみは出るし大変です。

花粉が多く飛ぶ条件として、晴れまたは曇りで気温が高く、湿度が低い日。

強い南風が吹き、その後北風に変化した時だそうです。さらに雨の日の翌日も要注意だそうです。

そんな日に私はマスクを着用しさらにマスクの内側にガーゼを入れて対策し、帰宅後はすぐに手洗い、うがいを心掛けています。

花粉対策で一番大事なのは家の中に花粉を入れないことで、日中は長い時間窓を開けない、布団などを干した時は取り込んだ後に掃除機をかけること、まめに拭き掃除をしたり、洗濯物は室内に干したりなどが効果的だそうです。

毎日全て行うことは大変ですが少しでも辛い花粉症を抑える為にやってみるととても効果があります。

花粉症持ちの身としては、花粉が多いこの時期が1日も早く過ぎて心地よい春を過ごしたいと願うばかりです。

先日、当協会が立替えしました保釈保証金により被告人の身柄が解放されたものの、釈放された直後に別の被疑事実により再逮捕、再度身柄拘束されてしまったという事案がございました。

 

被告人のご家族(申込人)が爪に火をともすようにして蓄えた資金から立替手数料を捻出し、ようやく保釈に漕ぎ着けたものの再度身柄拘束されてしまうという事態に担当弁護人は、当協会まで電話にて『保釈直後に再度身柄拘束された為、なんとか先達て納付した立替手数料をお返ししていただけないでしょうか?』と懇願し、一方で裁判所には先の保釈許可決定を取り消し、保釈金の返還を希望する旨の上申書を提出しました。

 

保釈中に再逮捕、再度身柄拘束されるというケースは時折起こる事ではありますが、既に下された保釈許可決定が取り消され、判決が言い渡される以前に保釈金が還付された事例は当協会設立時である2004年から2015年現在に至るまで携わった案件としては過去に例が無く、私個人の見解としては保釈金が還付される事は極めて難しいだろうと想定しておりました。

 

結果としては被告人が保釈の取消しを希望し、かつ、その取消しをなすことに相当の理由があると解された為、裁判所の職権にて「本件の保釈許可決定を取り消す」という決定が下り、翌日裁判所より担当弁護人に納付した保釈金が無事に還付されました。

 

又、裁判所のこの決定を踏まえ、当協会としても納付された立替手数料は特段の事情として申込人の方に一度お返しし、新たに再逮捕・起訴された事件に保釈が認められた際に納付していただく事としました。

 

保釈の取り消しができる場合は刑事訴訟法96条1項に規定されてはいるものの、当協会の実績においても前例がない事から特異なものといわざるを得ないであろうこのようなケ-スに対し統一的,等質的で変化に対しては微温的である司法も然ることながら、裁判所及び裁判官の迅速且つ柔軟な対応と今回の決定にほっと胸をなで下ろす申込人の方の姿が印象的でした。

 

当協会としてもこの度の裁判所の決定が将来の変化に繋がるポテンシャルな面として敏感に受け止め,新たな課題を的確に捉えて職員が一丸となって適正且つ妥当な刑事司法制度の運営の確保に資する事が出来るよう取り組んでいく所存です。

 

私事になりますが、今年は成人を迎える年になり田舎に帰った時に成人式に出席させて頂きました。通常、成人式は成人の日の1月12日に行われると思うのですが、私の地元鳥取県ではお正月の1月3日に行われます。

 

中学校を卒業して高校は少し離れた所に通ったので中学卒業ぶりに会う子がほとんどで6年ぶりの再会となりました。最初は私の事を覚えてくれているだろうか、と不安な気持ちと久しぶりの再会だったせいか緊張したりもしましたが、会場に着いて友達に会うといつの間にかそんな気持ちも忘れて思い出話に花を咲かせていました!楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまいましたが、リフレッシュ出来たというか自分の精神の浄化にはこの上ない時間の様に感じました。やはり、同級生・同じ年という関係で結びついた者同士は、利害打算がなく会話もはずみました。

 

これから先どれだけの人と接してどういう人生を歩んでいくのか全く想像もつきませんが同級生との関係とは、正反対の付き合い方(ギブアンドテイク)を意識しながら社会の荒波を乗り切って参りたいと思います。同時に協会の仕事を通して世の為、人の為に貢献し、協会内に置いてもなくてはならない存在を目指したいと思います。

 

昨年に引き続き今年も被告人の更正の一助に繋がる保釈支援業務を誠心誠意頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!

2014年12月10日

年末の申込について

12月も中旬にさしかかり、当協会へのお申込も例年に比べて増加しております。

御用納め直前になりますと当日や翌日送金のご希望があるのですが、少人数で業務を行っているため限界もございます。(もちろん、12月26日営業時間ぎりぎりまで精一杯やらせては頂きます)

 

保釈支援申込書の送付は保釈許可が出る前はもちろん、起訴前でも弁護人の先生の御協力がある場合は受け付けております。

 

保証金のご送金を確実にするために、お申込は早めにご送付いただければと思います。

 

ご家族・弁護人の先生・ご本人とお打ち合わせいただきまして年内に身柄の釈放がかないますよう出来る限りの御協力をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2014年10月07日

季節変わり

暑い夏も終わり、だんだんと涼しくなり、過ごしやすくなってきたこの季節。
今年も紅葉のシーズンがやって来ました。
電車や高速道路など観光客で大変混雑しますが空気のおいしい絶好のお出かけ日和です。

秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」それから「スポーツの秋」と色々ですが、運動不足の方にとってはスポーツの秋という事で運動を始めるにはもってこいの環境です。
そもそもなぜスポーツの秋なのかというと、秋は冬の寒さに備えて、 体内でエネルギーを燃やして体温を高めようと代謝がアップしている時期でもあるそうです。
つまり、この時期に体をよく動かせば、冬に備えて身体が作られ、 体力や身体機能の低下を防げる効果があるそうです。
又、運動をすることによって、ダイエットはもちろん、ストレス発散にもなります。

このように秋にスポーツをすると良いということから「スポーツの秋 」と言われているそうです。

私も、近頃運動不足のため何か対策をと思いながら、中々行動出来ないというより甘えてしまっておりますが、これから気温も寒くなり、特に季節の変わり目は体調を崩しやすいので生活習慣病予防のためにも、少し運動して、たくさんの健康効果を得てこの冬を乗り越えていきたいと思います。

2014年08月28日

ネット私刑について

先日、中野区にある「まんだらけ」で万引き犯人の顔写真の公開予告をし、犯人が逮捕され話題になりました。私も、何度か中野ブロードウェイにあるまんだらけには、遊びに行ったことがあり、今回の事件には大変興味がありました。しかし、今回の事件に限らず、ネット上で悪人を懲らしめようという動きがこのところ増えているようです。このような行為を「ネット私刑(リンチ)」というようですが、やはりたくさんの問題があるようです。

今回のまんだらけの事件は8月の上旬に起こった事件で、1体25万円のブリキの人形が万引きされたという被害を受け、防犯カメラに映った犯人の顔写真を初めはモザイク付きで公開し、一週間以内に返しに来なければ、顔写真を公開するとネット上で宣言しました。ところが、警察から少しやりすぎでは?との指摘を受け顔写真の公開は中止されましたが、後に無事犯人は逮捕されました。

今回は、顔写真がネットで公開されるという「私刑」が実行されずに未遂で終わりましたが、過去には、SNS上で悪事(飲酒運転や喫煙)を自慢した女子短大生の個人情報を暴き、SNS上から追放した例やホームレスをいじめた事をSNS上で自慢した大学生の内定を企業が取り消した例等々少し検索しただけで、過去におこった沢山のネット私刑が出てきました。法治国家である日本では、もちろん一般の市民が人を制裁することは認めておらず、警察が捜査し、裁判所が有罪無罪を認定しています。もし、このようなネット私刑を放置すると、個人的な恨みから罪のない人や刑の軽い人に重すぎる罰を与える結果になったり、全く関係のない人が人違いで嫌がらせを受けたり、犯罪に巻き込まれたりとひどい世の中になりかねません。

今回のまんだらけの事件のように、現行犯でしかなかなか捕まえることが難しい万引き犯の顔写真をネット公開予告をすることで、警察が動き逮捕に至ったというような、うまくいった例も中にはあるかもしれません。ただ不特定多数が、閲覧・書き込みできるインターネット上の情報をうまく利用することも、罪のない人を傷つけたり、犯罪に発展してしまう事件になってしまうことも私たちユーザーのモラルに関わってくることだと改めて感じました。

2014年07月17日

新たな職場で

今年の4月1日、関西本部が設立され同時に私も関西本部に入社し、早くも三カ月が過ぎました。

全くの未経験で入社した為、わからない事ばかりで初めは不安の毎日で、何も出来ずに一日が終わっていました。

また、フルタイムで働くのが久しぶりで、体が慣れるまで肩凝りが酷いかったのですが、最近は慣れてきたのか、だいぶ楽になりました。

三カ月たち、まだまだ未熟ですが今は契約など一人でも対応させて頂けるようになり、普段の日常生活の中ではなかなか遭わない非現実的な事や、テレビなどでしか見た事のないような事件が身近にこんなにも起きているのだなとビックリしました。

そのような中、ご家族の方は胸が痛くなる事や精神的に辛くなる事も多いと思いますがそういう時は、一人で抱え込まず何でも相談して下さればと思います!

ご縁があって、ここで働かせてもらえる事になり、人と人との繋がりの大切さを感じる日々であると共に、自分に関わりのある周りの人たちを大切にしていかなければと改めて思いました。

まだまだわからない事がたくさんありますがもっと勉強し、申込者の方のお役に立てるよう業務に努めて参ります。

2014年06月10日

関西本部に入社して

4月1日の関西本部設立にあたり、協会職員の仲間入りをいたしました。
法務知識がなかった私にとって、協会で聞く言葉ひとつひとつが、「聞いたことはあるけど、意味がわからない」ものばかりで、研修初日の夜は、スマホ片手に片っ端から検索しました。

当初は、電話応対や来社契約など、言葉が思うように出てこないことも多く、緊張の連続でした。
2ヶ月が過ぎて、少しずつ慣れてはきましたが、まだまだわからないことも多く、もっと自分の言葉でお伝えできるようになりたいと思います。
来社契約で協会にお越しになる方は、ご家族、ご友人、上司の方など様々ですが、私も息子を持つ母親として、ご両親の気持ちを察すると身につまされることが少なくありません。

私事ですが、一人息子がこの春から地方の高校で寮生活を送ることになり、私も新しい職場で、親子して新生活をスタートしました。
私自身も子離れできるか心配だったのですが、周りからは「寂しいねぇ」と言われる度になんとなく違和感を持っていた時、子育てを終えた女性の方に「よく決心したね。子供には子供の人生があるんやから、信じて送り出したらええねん!」と言っていただき、胸のつかえがすっと消えるような気持ちになりました。
仕事のおかげで、息子のことを思い出すことも少なく、息子に負けないよう私の人生を歩んでいこうと思う毎日です。

平成26年4月1日、大阪市中央区北浜に 一般社団法人 日本保釈支援協会 関西本部が業務を開始しました。

背景として関西地区からの当協会への申込件数が大きな割合を占めており、手続き上の担当弁護人に係る負担軽減と弁護士の方々からのお声も有り協会設立10年目の節目を迎える今年、関西本部を設立するに至りました。

この関西本部での主となる業務は、電話対応、来社契約手続きです。
(審査対応と送金対応はこれまで通り東京本部が行います。)

これにより私は、今回東京本部より出向し大阪在住の新職員2名の研修指導係という役割を担うこととなり、刑事事件の流れと保釈の重要性を先ずは新職員に理解して頂きました。

初めての契約対応時には両名共に緊張は見られましたが徐々にペースを掴み、申込者からの質問にも応答出来るようになり、約一ヶ月という短期間の研修に若干の不安もありましたが新職員2名の業務に対する意欲と姿勢で乗り越え、最終的には安心して任せられるまでになました。

又、この度の大阪出向の機会を利用して私は初めて裁判を傍聴しました。

罪状は別とし、証言台に立つ被告人に対する情状証人の想い、遠方や病気等で出席が出来ず担当弁護人が代読する被告人親族からの手紙の内容を聞き、改めて協会の業務である保釈支援を通じて一人でも多くの被告人の更生への手助けと一日も早い社会復帰に繋がる事が出来るよう、この度の関西本部の設立により今まで以上に当協会に対しての利便性と迅速性を追求し業務に取り組まなければならないと思いました。

東京本部、関西本部共に平日の限られた業務時間では有りますが、お申込から立替まで迅速な対応が出来る様に職員一同が一丸となりより一層努めてまいりますのでよろしくお願いします。

先日、二男が起床するや「口の中が痛い」と言い出した為、口内を見ると舌下に異物が入っているような腫瘍がありました。

直ぐに小児科で診察してもらった結果「随分、腫れていますね、もしかしたら石ができているかもしれないので、総合病院を紹介します。」とのことでした。
紹介された総合病院でレントゲンやエコーで調べたところ口の中に石ができており「唾石症」と診断されました。医師曰く、唾液を作る組織には顎下腺や、耳下腺や舌下腺というものがあり、そこに出来た石……いわゆる胆石や胃の中にできる石と同じ様なものを唾石というそうです。

直ちに手術して石を取らなければならいとのことだった為、その場で手術となり、部分麻酔を施しメスで切開し掻き出すように触っているとやがてポロっと直径2~3ミリのカルシウムが石灰化したような塊が出てきました。

術後、医師から「舌下線近くには顔面神経があるので、術後しばらくは少々口元が歪んだ感じになるが徐々に元に戻ります。」と説明され抗生物質や痛み止めを頂きました。

口の中にメスやら器具を入れられ、恐怖のあまり術後も息子の顔色はちょっと青ざめていましたが少し休むと元気になり。これでやっと終わったね!と二人で病院を後にしました。
今回罹った唾石症という病気は原因不明であり、予防方法としても「石が溜まらない様に注意する」位しかないそうです。その為には日頃から唾液の分泌を盛んにしておく事が望ましく、唾液の分泌を促す事の出来る梅干を毎食一粒ずつ食べるのが効果的だそうです。また、食事の際には良く噛んで食べることが重要で噛む事により唾液の分泌を促しますから消化も良くなるそうです。

時が経過するのも早いもので入社して10年が経ちました。

さて、今回のブログでは当協会が行っております2つのシステムである「保釈保証金立替システム」と「保釈保証書発行システム」の違いを御理解して頂きたく簡単にですが下記の表を作成してみました。

保釈保証金立替システム 保釈保証書発行システム
立替(保証)限度額 500万円 300万円
※事件内容が覚醒剤取締法違反の場合は
当協会の保証金額は保釈決定の50%
又は保証限度額を上限とします
立替(保証)期間 立替金送金日より2ヶ月間 裁判終了まで
手数料 50万円ごとに2ヶ月間で¥12,500-
(保釈許可決定額200万円の場合、
立替手数料は50,000円)
保証金額の1.5%
(保釈許可決定額200万円の場合、
保証料は30,000円)
自己負担金
(担保金)
なし
(※但し、一部自己負担金を
要する場合も有)
保証金額の5%
(保釈許可決定200万円の場合、100,000円)
申込みから保釈までの所要日数 手続き次第で当日保釈も可能 手続きより概ね2日~3日

  

各システムにおいて大きく異なる点が表のとおり上記5点であり、手続きに必要となる費用面に余裕がある方又は、裁判の長期化が見込まれると想定されるケースには、初回に手数料及び担保金5%をお支払いした後は裁判終了まで手数料は不要となる「保釈保証書発行システム」をお勧めします。

一方、保釈から判決までの期間が2ヵ月以内であろうと想定される裁判には保釈までの所要日数が保釈保証書発行システムと比べて断然早い「保釈保証金立替システム」をお勧めします。

手続きされる方々のなかには色々な諸事情があると思いますが上記の内容を踏まえてご検討していただければと思いお伝えさせていただきました。

保証書を用いての保釈と題し、全国弁護士協同組合(以下、全弁協) の「保釈保証書発行事業」が2013年7月からスタートされ2013年の12月までの間で延べ334件の申込みがあり、僅か5ヶ月間で内134件が裁判所より認められました。
昭和40年代~50年代にかけての保釈手段は決定した保釈金額の約50%は弁護士が保証するという保釈手段が活発でした。
時は流れ、昨今では保証書を用いての保釈が新たな保釈手段となりつつあり、同時に裁判所も保釈制度の趨勢を見極めていると感取します。

上記の「保釈保証書発行事業」の運営元である全弁協は株式会社損保ジャパンと提携しており、この保釈保証書発行事業は万一の際の保証金の支払いは保険で填補するというシステムである為、裁判所は保釈金の未回収リスクをヘッジすることができ、保険金により保釈金相当額を回収できるという担保が付されているからでこそ保釈の決定が裁判所から下されているのでしょう。

当協会は保釈支援を通じて刑事被告人の身柄拘束を最小限に留め、同時に国の保釈率向上、保釈対象者の拡大も目指すべき目標である為、保証書を用いての保釈が保釈手段の一つとして加わり、刑事被告人及び国にプラスに作用するのであればこれは導入する方が望ましいと判断し当協会独自のシステムであります「保釈保証金立替システム」に加え、2013年5月には保証書による保釈手続きである「保釈保証書発行システム」を新たにスタートさせ、この保釈保証書発行システムにおいて万一、被告人の保釈が取消され裁判所より保釈金相当額の保証金の支払いを求められた際に保険で填補出来るようにこの度「あいおいニッセイ同和損保」との提携が正式に決まりました。

これにより「保釈保証書発行事業」と「保釈保証システム」の新たな保釈手段により刑事被告人にとって今まで以上の早期の保釈及び社会復帰の手助けとなり又、刑事司法制度の健全な運営の確保にも資することになると考えます。

昨年は社会人になったという事で自分の中で節目の年となりました。

入社当初は勤務していても何にも出来ない・分からないでただ時間が過ぎていく事が多かったのですが九ヵ月経ち現在は契約や審査結果を伝える担当をさせて頂けるようになりました。

来社頂いて契約をする際にはお申込み者の方と直接、被告人の現状やお申込者の方が抱えている思いなど様々な事をお話しします。

その中で覚醒剤や窃盗で捕まった方のご家族の方が「捕まってくれて良かったと思っている。」と話される場面が何度かありました。

初めは意味がよく分かりませんでした。なぜ逮捕された事に対して良かったと思えるのか尋ねてみると、そのほとんどが覚醒剤は繰り返し使ってしまうし窃盗も癖になるみたいで一回逮捕される事(ある程度の期間拘留されること)をきっかけに更正して行く事を願うご家族の言葉でした。「一度何か過ちを犯したとしてもそれを機にまた新たな人生を歩めたらそれは今後のプラスになる。」ことを教えてくれる家族の厳しい言葉が被告人に届く事を願います。

 

私は来社される方との対話の中で今までまったく思いもよらなかった親子の感情と言葉に勉強させられる事が沢山ありました。色々な事を吸収してこの一年また大きく成長出来たらと思います。

2013年12月02日

12月のお申込に関して

当協会へお申込をいただく件数というのは、月によっておおよその波があります。
1年の中でも最も申込件数が多いのが今月、12月です。

特に12月も中旬になってきますと、お電話もお申込も平時の倍以上になります。
そのため、保釈支援審査や支援実行のお手続に若干お時間が掛かってしまいます。

保釈支援の手続を行うためには、お申込書を頂戴し、お電話でお話を伺い、審査を経て契約、実行という一連の流れが必要となります。
年末年始はご家族と過ごしたいと思われて当協会へお申し込みいただくことかと思います。
出来る限りお手続きをスムーズに行うためにも、お申込はお早めにいただければ幸いです。
保釈支援のお申込は起訴前からでも受け付けております。
お申込に関しては、こちらのページから申込書を入手いただけます。

他にご不明なことがございましたらお気軽にお電話ください。
電話受付時間は午前9時から午後5時30分となっております。

03-3663-6655

本年の立替金送金手続きは12月27日14時をもちまして締め切りとさせていただきます。
FAXの受信は年末年始も引き続き受け付けております。

 先日、広島地裁にて保釈金200万に対し内50万円は全弁協の理事長名義の保証書をもって代えることを許可するという内容の保釈許可決定があった。

 上記保釈許可決定が下されたこの案件は全弁協の保釈保証書発行事業の申込みを経た後に当協会に送られてきた一枚の申込書である。

 このように今年の7月1日から全弁協で始動された保釈保証書発行事業により保釈が認められたとしても上記決定のように150万円は被告人側で現金を用意しなければならないようなケースも7月1日以降しばしば散見される。150万円もの大金をすぐに準備出来る人はどれくらいいるのだろうか・・・将又、150万円という大金を準備出来ない場合はどうなるのであろうか・・・。無論、泣き寝入りである。社会から長期間隔離される事により社会復帰も困難になるであろう、残された家族の生活も切迫するであろう。

 全弁協のホームページにはこう記されてある「保証書による保釈を機能させ、資金の乏しい被告人にも平等に保釈の機会を与えるのがこの事業の狙いです。」との事であるが現状、保釈許可率は旧態依然どころか羽目に落ちる一方である。やはり裁判官は保証書によって被告人の保釈期間中の事故を本当に防止することができるかについてはかなり疑問を持つのではないかと察する。やはり根本的に金銭と保証書では趣が違うのであろうか。

 当協会においても昨今、保釈保証書発行事業の影響もあり保証書での保釈を希望する申込みもちらほらと見受けられ、一方で日本保釈支援協会の保証書をもって保釈許可を認めるという決定も裁判所で下されている。又、文頭に記載した事案においては当初は保証書での申込みであったが当協会の立替システムの方が保釈されるまでに要する時間が圧倒的に敏速であるという理由から結果的に立替システムに途中で切り替え、審査結果としても保釈金の全額支援となり申込みされた3時間後に被告人は保釈された。

 保証書か立替かの手段は然る事ながら刑事事件はやはりスピードが命であり保釈の手段よって勾留が長引き被告人及びその家族の生活が危ぶまれるのは考えものである。

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