日本保釈支援協会|公式ブログ

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2008年08月27日

勾留期間の短縮化

 毎年この八月は、刑事裁判に関する数字を全国の裁判所で取りまとめ、一冊の本が出来上がって来る時期です。
 東京地方裁判所近くの法曹会というところで、この本(司法統計年報・刑事編)を販売しています。毎年汗だくになりながら発行後すぐに購入に行くのですが、私達協会職員が一番楽しみにしている本です。
 今年はどんな数字になっているのか、わくわくしながら本を開きました。真っ先に見るのは年間起訴人員の表です。平成19年度の起訴された人員が67,652人と前年より5,418人も減少していました。これはとても良い傾向だと思います。既に当協会ホームページの『保釈に関する数値』の中の「年度別 勾留された人員数と起訴後の処遇 」には掲載していますが、さらに目を見張る点を発見しました。それは起訴されてからの被告人の勾留期間が、ずいぶん短くなってきている点です。
 裁判の終了(判決日)までの期間も、協会の立替金の実行から返還までの期間が早くなっていることからわかってはいましたが、保釈許可の決定件数も増加していることも、勾留期間の短縮化に影響しているのではないかと感じています。事実、当協会ホームページの「保釈者の状況」の中の数字、保釈率14.32%(前年14.02%)にも表れています。このことは全国の裁判所で、裁判の迅速化を課題として取り組んでこられた成果ではないかと感じます。
 少し気が早いのですが、 来年の八月またこの本の発行日が今から楽しみです。そして起訴される人員も更に減少していることを、同時に願います。

日本保釈支援協会/保釈に関する数値

2008年04月21日

覚醒剤の恐ろしさ

 協会の申込みの中には、様々な犯罪があります。これまで協会で立替支援をおこなった犯罪の種類は三十を超えます。その中でも覚醒剤取締法違反(使用)での申込みは、毎年上位にあります。
協会は、お申込みから審査後に保釈保証金の立替支援をおこなっています。(立替支援までに至る割合は、申込み全体の約九割です。)そして裁判が無事終了すれば、立替金は全額裁判所から返還されるのですが、裁判中に指定条件に違反したことにより保釈保証金が没取される場合があります。
 協会を設立して現在は丸四年経過致しましたが、こうした没取されたケースは今までで七件ありました。そのうち覚醒剤取締法違反での保釈保証金が没取されたケースは、五件という高い確率です。

 先日新聞に掲載されていた芸能界の薬物汚染の記事で、『平成十九年度版犯罪白書によると、覚醒剤による事件は再犯率が高く、その割合は41.6%に及ぶ』という文字が頭に強く残りました。正常な精神状態の人間であれば、逮捕後に長く拘留されたり、実刑により一年以上服役したりすれば、強く反省し心を改め二度と自由を奪われるようなことは避けたいと思うのが普通です。しかし、覚醒剤の恐ろしいところは、何度も覚醒剤を使用したいと思わせる強い中毒性と深い快感や完全な現実逃避等、善の心の隙間にサッと入り込んで来ることだと言われています。

 協会の立替金が没取されたケースでは、保釈中に覚醒剤に手を出すことによって裁判所への出頭日をすっぽかしたり忘れてしまったりして、保釈逃亡と同様の扱いをされ保釈保証金を全額没取されてしまったということでした。
 それ以上に最悪なのは、再び覚醒剤に手を出した挙げ句、家族や友人、回りの人々との関わりの中で感情が激高する余り「傷害」 「暴行」「恐喝」という別の犯罪を犯してしまい、再逮捕されるケースです。

 このようにあらゆる犯罪の中で、人間の思考や精神、善の心までも壊す覚醒剤の事件の申込みに関しての対応に、当協会も新たなルール規制を設けることを検討せざるを得ないのです。
 日本保釈支援協会の理念、被告人の一日も早い社会復帰の手助け、働くことによって生活のリズムを取り戻して更生していくという道が、覚醒剤事件については当てはまらないのは、本当に悔しいです。協会の立替金は、全国の再起をかける被告人とその家族の為のお金です。ですので、大切に無事故を心がけ出来るだけ多くの人の為に、当協会の職員は夜遅くまで手続きに追われている毎日です。

先日、北海道新聞(平成20年2月18日夕刊版)に「日本保釈支援協会」の活動が紹介されました。約1ヶ月程前に電話での取材を受けましたが、この記事(下部画像参照)には、当協会以外に協会の立替を利用された弁護士の先生と刑事訴訟法に詳しい北大大学院教授のコメントも掲載されていました。

掲載された記事の内容は、識者の方々からの当協会の活動に対して評価をして頂いていること等のコメントでした。しかし記事の一部には、「保釈金の立替」ということに対して違う角度からの意見も掲載されていました。

私がこの記事の中に違う角度からの意見と感じたのは、掲載記事の見出しの『…ビジネス化懸念』という部分です。確かに当協会の「保釈保証金立替システム」を真似て業務をおこなっている金融業者は幾つかありましたが、そのようなところは設立しても採算が取れなくていつの間にか消えている、こういう金融業者がこれまでに2~3社ありました。

当協会も現時点での運営面では、未だに非常に厳しい状況です。設立して今年の3月で丸4年になりますが、1、2年目の赤字はまだ埋まっていない状態ですし、この業務は回りが思う程ビジネスという視点で捉えても妙味はありません。やはり「保釈金の立替」をおこなうということに際しての特別な思いが無ければ、継続していくことは困難だと思います。

これまでも、当協会の活動に対しての批評記事はたくさんありました。その度に今回は批判を甘んじて受けよう、そしてそれを糧に活動を粛々とおこなっていこうと思っておりましたが、最近紹介して頂く記事は、少しずつですが設立当初よりも当協会の活動に対して理解が深まり、評価をして頂きつつある記事内容になってきた様に感じています。このことは、我々職員一同嬉しい変化として喜んでおります。

このように感じられる変化のひとつの例なのですが、当協会への申込時に職員から申込者の方へ「協会の事をどこでどのようにしてお知りになりましたか?」という質問時の回答にも同様の変化が表れています。それは申込者の方の80~90%は「弁護士の先生の紹介で申込みました。」という回答を頂いているという点です。このようなことは設立当初には無かったことなので、驚くべき変化のひとつなのです。

今後もこれまで同様、協会の理念「被告人の一日も早い社会復帰、更生の為の一助として活動」を胸に努力していきます。どうか宜しくお願い致します。

 協会の活動をスタートして4回目の12月を終えました。毎年この時期(特に12月25日以降)は、被告人の家族の方にはお正月を皆で迎えたいという一心で最後の最後まで裁判所の保釈許可決定を待っていらっしゃいます。そして保釈許可が出たら、我々協会職員の迅速な立替え手続きにかかってきます。家族の思いを感じながら本日最後の業務を終えました。職員全員出来る事は全てやったという達成感で一杯です。

 今年一年間ご協力頂いた全国の弁護士先生をはじめ協会関係者の皆様には、改めてお礼を申し上げます。どうかよいお年をお迎え下さい。そして来年もまた日本保釈支援協会が、日本の社会の中で意義のある団体として相応しい活動を目指して努力してまいりますので、宜しくお願い致します。

2007年10月26日

弁護人の協力

 今日も多くのお問合せや相談、申込みがありました。その中でブログで紹介しておかないといけないと思い記します。以前申込みをしていただいた方のお話をさせていただきます。

 事件内容は薬物所持で前科前歴は無く、申込者は被告人の奥さんでした。私はこの時点では、おそらく支援出来る方だなと思いました。そこからもう少し話を聞いていくと、起訴はまだされていませんということでした。

 申込者は、予算があまりないので国選の先生に弁護をしていただくという方向で考えておられました。そういった話だったので、申込者は先生が決まってから保釈申請をするのだと、私は思っていましたが、申込者に『私でも保釈申請できますか?』と質問されました。私は申込者に『被告人の奥さんであれば保釈申請することは可能です。』と伝えました。しかし私は同時に、申込者に代納申請の難しさを説明して、国選弁護人の協力を得て手続きすればとすすめました。(当協会の保釈保証立替システムは、担当弁護人の協力がなければ実質手続きが出来ないです。但し裁判所から当協会の代納が認められた場合は、立替は行えるのです。)しかし、申込者はその話を聞いても諦められず『ダメでも仕方ないけど一度申請してみます。』といって起訴されてから数日後に保釈申請をされました。

 保釈申請の内容等については、申込者が自分なりに申請内容を考えて、私に送ってこられました。内容は良くできた文面で素晴らしい内容でした。それから数日後、申込者より保釈が許可されましたと連絡がありました。それから申込者は裁判所に代納申請を行いましたが、結果、代納申請は却下されました。却下理由については裁判所は教えてくれなかったそうですが、結果的にこの時点で既に国選弁護人の先生は決まっていました。申込者はその後、弁護人に協力依頼をしましたが、勝手に保釈手続きをしたということで、保釈についての協力は得られませんでした。
 
数日辛抱をして弁護人の協力を得て手続きしていれば、担当弁護人の協力が得られて保釈されていたのではと、申込者は後悔していました。
 私はこの事から必ず弁護人の協力を得て手続きするように勧めていこうと思いました。

 長い間ブログの更新をお休みしてしまいました。何か特別な情報がないとブログに載せるには・・・などと考えてしまい、いつのまにか更新の期間があいてしまいました。

 この3ヶ月の間、私たち協会職員は毎日黙々と業務をおこなってまいりましたが、立替件数も知らないうちに増えてきています。そんな効果もあって、本日から立替手数料の改正を行います。協会設立から3年6ヶ月、今回の改正で3度目の立替手数料の引き下げになります。

 私たち協会職員も、徐々に理想の立替手数料に近づいてきたことに喜びを感じています。現在当協会の申込みの過半数は、当協会の活動に理解をして頂いている弁護士先生の紹介によるものです。そんな先生方からよく言われるのは、「立替手数料だから金利とは違うのだろうけど、立替手数料も利息制限法の15%以内になれば、もっと利用する人も増えるだろうけどね。」という類いのご意見です。私たちもまったく同じ考えでした。そして今回の手数料の引き下げを、予定よりも半年早く実施できたことは、ひとえに当協会の活動に対して理解していただいた弁護士先生方のおかげと感謝しております。

 今後も申込者の方々に利用しやすい保釈保証金立替システムを作り上げていくことを誓って、本日は筆を置きます。これからはブログもあまり間を空けないで更新するように心がけます。あまり構えたり格好をつけないで、感じたまま思ったことをどんどん書いていくようにしたいと思います。

日本保釈支援協会/保釈保証金立替システム

2007年05月31日

色々な申込者

 東京もそろそろ梅雨に入りそうな時期ですが、今回のブログは最近私が印象に残ったお申込者のお話をしたいと思います。

 協会では保釈金立替の申し込みをして頂いた方には、職員より内容の確認等をするためにこちらからお電話をしてお話を聞かせて頂くのですが、そのお申込者は、電話での会話の中でなんていうか少々自己中心的な印象を受けました。というのも、こちらが被告人の事件内容等をお伺いしようとした時の第一声が『私は何も分からないので、すべて弁護士の先生に聞いてください』という言葉だったのです。

 どうやらその理由というのは、お申込者は被告人の奥様だったのですが、事件のことはすべて弁護人の先生にお任せしているから自分には全然わからないからとのこと。しかしそのすべてをお願いしている弁護人の先生には、自分は一度も会ったことがないとも言っていました。

 確かに昨日まで普通に暮らしていたのに、いきなり旦那さんが捕まってしまったら動揺してどうしたらいいのかわからなってしまうお気持ちはとてもよくわかります。ただ事件に関しての状況等がまったくわからないと、せっかくお申し込みをして頂いても、こちらもどうしようもないのです。そして旦那さんが罪を犯してしまった奥様の立場としてはとても辛いこととは思いますが、なんとか保釈が出来るようにと保釈金の立替を考えているのであれば、やはり少なくとも担当してくださっている弁護人の先生にお会いして相談するとか、被告人の旦那さんに話を聞きにいくなどして、ある程度は申し込みの際に状況を把握して頂けていればと、こちらとしては思ってしまいます。

 もちろん私共も、被告人の方々の社会復帰やその家族へのご支援をしたいと常に考えております。ですので少なくともお申し込みをして頂く方々には出来るだけご協力をして頂きたいと思っているのです。

 昨日、テレビ朝日様の方で取材して頂いた内容のVTRが夕方のニュース番組「スーパーJチャンネル」で放送されました。

 今まで身内で逮捕されたことのある方からは、本当にありがたい協会です、もっと前からこういう団体があればうちの息子も違っていたかもというお話等もありました。逆に犯罪を犯したのだから自業自得、被告人の保釈を助けることはないというお話等もありました。番組をご覧になった視聴者の方々の意見は、賛否両論あると思います。

 被害者や加害者、検察や弁護士、立場が違えば考え方や思いも様々です。そして色々な考え方があって、社会は成り立っているのです。故に日本保釈支援協会は、保釈の定義「保釈は被告人が受けられる権利である。」という観点から、今後も支援活動を行っていきたいと思います。

 但し、殺人や放火といった重罪や何度も同じような犯罪を繰り返している被告人と暴力団の抗争や資金源に関連した被告人への支援は、これまでと同様いたしません。当然このような方には裁判所の保釈の許可も出ないのですが、このあたりの区別を行って日本保釈支援協会は活動していることを、どうかご理解ください。

 いきなりのお知らせですが、当協会の活動内容を半年ほど前から取材していただいていました。その内容が、本日夕方4時53分からの「スーパーJチャンネル」で放送されます。
 興味がありましたら是非ご覧ください(実は私たちもまだ見ていないので詳しくはわからないのですが)。
 多くの方々に認知して頂くことも大切ですので、お知らせをさせていただきました。

2007年03月16日

老夫婦の願い

 息子が逮捕勾留されてしまった、さてどうしたらよいものか?誰に何を依頼したらよいのか?一瞬頭の中に思い浮かんだ考えは、これだけしか考えられなかった。

 そんな思いの毎日が過ぎてゆき、息子に早く帰ってきてもらいたいとの思いも胸に抱き始めた矢先、国選で担当してくれた弁護士先生からお電話でご連絡いただきました。

 弁護士先生からお話いただいた時程、何か気持ちがほっとして今までの思いが胸の内からすーっと消えていく感じがしました。それは先生からのお話で「今何をすべきか、これからどのような進み方になるのか」ということを優しく説明して頂き、ほっとした気持ちの現れだと思います。

 これから着手していくことは被告人の保釈を認めてもらうように、裁判所に保釈申請手続きをします、お父さんお母さんは保釈される時の準備として、保釈保証金の用意をお願いしますと伝えられました。

 どうしようと考えていた時に、先生から保釈保証金は日本保釈支援協会で立替支援を行っているので、支援の申し込みをして下さい、と紹介してくれました。

 さて、日本保釈支援協会とはどんなところだろうと私たち夫婦は顔を見合わせましたが先生からの紹介だからと思い、申し込むことにしました。

 とお申込者の方から、今までのお気持ちをお話して頂きました。

 数日後、息子さんは保釈の許可が出て、協会からも保釈保証金の立替支援が決定し、
裁判終了まで身柄の拘留されることもなく、仕事に従事出来る生活に戻りました。とお電話がありました。私たちスタッフ一同、本当に良かったとつくづく感じております。

 ちなみに息子さんの今回の事件は、道路交通法違反で「有効期限切れの免許証」で仕事上の運転をしていた無免許運転でした。


「日本保釈支援協会・保釈金の立替~ご利用者の声~」

2007年02月28日

先生からの言葉

 ここ最近は朝晩の気温の差が激しく、風邪をひきやすい今日この頃です。今回お話させていただくことは、お申し込み者の手続きにご協力していただいた弁護士の先生についてです。

 弁護士の先生からお問い合わせをしていただいた時のことです。先生は初めに『私はこういった保釈保証金の立替機関があることを、今まで知りませんでした。』とお話されていました。その後いくつかのご質問があり、やりとりをさせていただいたのですが、お話の最後に『本当にお金が無く保釈金を用意出来ない方々にとっては、本当にありがたい立替システムですね。』とおっしゃっていただきました。

 弁護士の先生からこういったお言葉を頂けると、この仕事をしてきて本当に良かったと思うのと同時に、まだまだ日本保釈支援協会を知らない弁護士の先生方がいらっしゃることも事実なんだと思いました。日本保釈支援協会が設立してから3年経ちましたが、これからも、もっと日本保釈支援協会を認知していただき、そしてご理解いただけるようにがんばっていきたいと思っています。

「日本保釈支援協会・保釈保証金立替システム」

2007年01月31日

お申込者の不安

 そろそろ寒さが厳しくなってくるのでは?と思いながらも昨年ほど寒くならず、全国的に暖冬で、これも地球温暖化の影響なのではと思ったりする今日このごろであります。
 さて今回お話させていただくのは、先日お問い合わせがあった1件の出来事をお話させていただきます。

 現在日本では、当協会の保釈保証金のお立替、若しくはその他業者の保釈保証金の貸付といった形でのものなど団体や企業などが数社ありますが、お申込みをする立場の方々の中には、いったいどこが一番安心できる団体、企業なのか?と不安に感じている方々もたくさんいるようです。

 先日お問い合わせがあった方は、当協会にお電話をしていただく前に、既にその他団体や企業などにお電話をされていたようでした。その方は最初にお電話をされていた所で手続きを進めていましたが、途中から最初に問い合わせた話と内容が変わってきた為、手続きを止めて当協会へ電話をしてこられました。

 このように今までに刑事事件などに関わったことがなく、またそのような知識もない被告人の家族の方々を利用して、勝手に手続きを進められてしまうといった事がないようにする為に、当協会が申込者になる方々へのアドバイスとして言えることは、まず最初に担当弁護人の先生に相談をしてから、どこで手続きをするのかを決めれば良いと思います。

 現在私が把握している保釈保証金のお立替及び貸付に関してですが、全ての団体や企業の手続きは、全て担当弁護人の先生のご協力が必要になりますので、まずは担当弁護人の先生にご相談をしてから手続きをしたほうが良いと思います。
 そのようにすれば、申込者の方々の不安は少しは解消するのでないかと思います。


「日本保釈支援協会・保釈金の立替~ご利用者の声~」

 法人といえば株式会社、会社といえば株式会社というのが一般的な見方でしょう。しかし、耳新しい中間法人とはどんな法人なのか、まだ知らない方が多いようです。日本保釈支援協会の支援を受けられるお申込者からも時々「有限責任中間法人ってどんな会社なのですか?」とのご質問もあります。そういう私達も協会の仕事に従事するまで知りませんでした。

 さていったい「中間法人」とは?簡単ながらご説明しましょう。中間法人法が施行されたのは、平成14年4月からです。

『中間法人には二種類あり、有限責任中間法人と無限責任中間法人とがあります。

 中間法人として登記・法人格を取得することが出来る団体は下記の通り、規定第一章総則(定義)第二条一項二あります。
 社員に共通する利益を図ることを目的とし、かつ剰余金を社員に分配することを目的としない社団。すなわち営利法人以外中間法人として法人資格を取得することが出来るのです。

 有限責任中間法人は基金制度がありますが、無限責任中間法人にはこの制度はありません。有限責任中間法人は、社員総会・理事・監事といった機関を設けて、その運営を行うことになっている。』

 「日本保釈支援協会」の体制は、代表理事が弁護士、理事にも弁護士、監事には公認会計士の方々に携わって頂いております。「日本保釈支援協会」は、有限責任中間法人としての立場にて、保釈保証金の立替支援をおこなっております。

 話は変わりますが、最近「日本保釈支援協会」のシステム内容に類似させた保釈金の立替・貸付をしている金融業者、又有限責任中間法人内容に近いシステム内容も類似させた業者がいると聞きます。「日本保釈支援協会」のシステムは、ビジネスモデルとして特許庁へ申請登録をしています。この先、システムの類似等には大きな問題が含まれる事になるでしょう。

 「日本保釈支援協会」は、全国の多くの弁護士先生のご協力を得て多数の方々へ支援させて頂いております。
 今後ご利用者の方は、保釈保証金のご用意する際には充分に気をつけた選択が必要になることでしょう。
 私も近年、中間法人内容はじめ会社の立場のあり方、そして保釈保証金立替支援の有り難さなどの理解も少しづつ深まりました。全国の関係ある皆様からの暖かい声に送られ、私も頑張る力を与えられ感謝しています。

 今回は中間法人(有限責任)内容についての簡単な説明、システム内容が類似している業者へのご注意など、内容にバラツキがありましたが、多くの方々に、このブログを読んで頂けたらと思っています。

「日本保釈支援協会・保釈保証金立替システム」

 平成19年は1月5日から業務を開始させて頂きました。初日でしたが、お休みが長かったこともあり相談のお電話が沢山ありました。

 被告人の家族には、お正月は逆につらい行事になったことだとお察しします。新年早々には渋谷で兄弟の殺人事件などもありました。おそらく今年も格差社会の傾向が更に強くなることで、様々な事件も多発するでしょう。

 日本保釈支援協会は、今年もこれまで同様被告人の家族のお力になれますように職員一同気を引き締めて皆様への対応をおこなって行く所存でございます。本年も何卒宜しくお願い致します。

 平成18年の最後のブログへの書き込みとなります。

 我々、日本保釈支援協会職員の支援活動は、日増しにお問い合せやお申込みそして保釈保証金の立替件数も増加してきているため忙しくなってきました。毎日真剣に誠意を持っての対応を心掛けているため、職員全員は自己の体力との戦いのようなこの一年間の日々でした。年末だから年始だからというのは全く関係なく、どの日も相談者にとっては大切な日々だということを感じながら相談者の対応をしています。

 この時期は、節目といえば3月末に次いで2番目に大きい節目ということで、簡単にまとめて報告いたします。

 数字でみますと、この時期での直近1年間のお申込みと保釈保証金立替件数は1,061件と731件でした。昨年のお申込みと保釈保証金立替件数は352件と235件です。数字だけをみても確かに増加しています。アンケートの内容をみますと、昨年は雑誌を見て申込んだという方が圧倒的に多かったのですが、今年は弁護士の先生方からのご紹介というのが過半数を越えてきました。私達の活動が徐々に理解してもらいつつあると思う今日この頃です。

 しかし良い事だけではありません。昨年、協会の保釈保証金の立替金が裁判所へ没取された件数は0件でしたが、今年は裁判所への保釈保証金の立替金を没取された件数は4件も発生してしまいました。この事への対応は来年の課題になります。この他今年の立替支援までおこなった様々なケースをお話すれば一冊の本が出来てしまう程ですので、今日は簡単にお伝えさせて頂きました。

 最後に今年一年、日本保釈支援協会にご協力して頂いた弁護士の先生方、協力はして頂けなくても助言や苦言をくださった弁護士の先生方、本当にありがとうございました。

 来年も被告人のご家族の立場に立ち、安心して利用出来る日本保釈支援協会の
保釈保証金立替システムのより一層の構築を目指して頑張りますので、何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。

 ではこの辺で失礼致します。皆様良いお年をお迎え下さい。

2006年12月08日

11月を終えて

 12月になって寒さも一段と厳しく風邪をひく方も多いようですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。師走に風邪をひくと大変ですのでお体には気をつけて下さい。

 このところ忙しさにかまけてブログの掲載をお休みしてしまいましたが、実は先月(平成18年11月)は保釈金立替の件数が単月で初めて100件を越え、とても忙しかったというのは言い訳にはなりませんが…。それに比例してお問い合わせも多く職員一同余裕がありませんでした。しかし、日本保釈支援協会の設立から2年と8ヶ月で徐々に認知されてきたことも実感出来た月でした。

 今回は11月のお申込みをされた方の中で気になったことがあったので、それを書かせて頂きます。

 協会に保釈保証金の立替をお申込みされる方の中には、保釈許可が出たら1日でも早く保釈させたいという思いから「立替手数料は今すぐにでも入金出来るので、なんとか今日中にすぐ手続きして保釈出来るようにしてもらえないでしょうか?」とお願いされることも比較的多いのですが、昨日お申込みをされた方は、なんというかその逆で「仕事があるので、立替手数料を振込むのは明後日になってしまう」というお話でした。なんというか落ち着いているというのか、私の正直な印象としては少しでも早く保釈をさせてあげたいという思いがあまり感じられない方でした。

  毎日協会で色々な方とお電話でお話をしている立場から、勿論お申込みをされる方にも様々な事情やご都合はあるのは承知しているつもりなのですが、ただ色々なことが便利になっている今日の世の中なら、銀行も早朝から深夜まで振込むことが出来ますし、本当に保釈させたいという思いがあれば、いくら忙しい中でも振込をする時間を作ることくらいは出来るのではないだろうかなどと思ってしまいます。

 もし私が協会を利用することになったとしたら、やはり1日でも早く保釈させたいという気持ちになりますので、そのために自分が出来ることは、少しでも早くすぐにでもしようと思うのですが……、みなさんはいかがでしょうか。

「日本保釈支援協会/保釈金の立替~ご利用者の声~」

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