この度は夫の件にて大変お世話になりました。
本当に感謝しております、ありがとうございました。
夫は本当に本当に平凡な男で、私達の生活においても逮捕などということが起ころうとは夢にも思っていませんでした。
事態が落ち着き「保釈」という事を考え、そもそもどんなことなのか?という所から理解出来ておりませんでしたので、ネット検索してみた所、貴協会の存在を知りました。
システムなどとても詳しく紹介されており、きちんとした団体であることは明確でしたが、夫の事件は複雑でなかなか保釈自体が認められなかったことと、認められてから裁判、判決までが1ヶ月程度の予定であったため(ほとんど執行猶予が予測されていたこともあり)この期間のために6万円(保釈金150万円を立替えて頂く手数料)を支払うことに迷いが生じてしまいました。
しかし中にいる夫はこの間も1日も早く外に出たいと考えていたようで、時間はお金にはかえられないと思いお力を借りることにしました。
連絡をした際も担当の方はとても親切で力強く感じられました。
実際保釈された後は裁判まで二人でじっくり話し合い、これからのことも考えることができ、とても有意義でした。
6万円程度を出し渋っていては、こんな大切な時間は過ごせなかったと思うと共に、もし貴協会が存在していなかったとしたら、とても150万円などという大金を準備することは不可能でした。
後で夫と話した所、夫も留置場の中で貴協会の宣伝広告を目にしたり、同室の人に聞いたりして利用したいと考え、担当刑事さんに私にこの制度を伝えて欲しいと頼んだそうなのですが、貴協会以外の団体では以前保釈金を支援するという詐欺があったとかで協力をしてくれなかったのだそうすです。
私は私で、弁護士さんに早くから話していたのですが「聞いたことないな」と話を打ち切るようにされたので、あまり認知されていないのであれば不安だな…と考えたりもしていました。
しかしいよいよ保釈が認められた状態となり、もう一度この制度を利用したいと強く希望した所「よく調べてからお返事します。」と言われ、結果納得してくれて手続きをすることが出来ました。
法律事務所の担当事務員の方も初めての手続きとかでお互い戸惑いながらも協会の方々の協力もあり、無事保釈に漕ぎ着けることが出来ました。
担当事務員の方も「他にも多くの家族が保釈金額がネックで出してあげられない方々もいるので、この協会があるのは知っておくべきだ。」とお話ししていました。
協会の方も北海道でも認知されはじめた所とおっしゃっていましたので、まだまだ私の担当弁護士の先生のような人も多いのではないでしょうか。
この制度を利用する理由が理由ですので、いくら素晴らしくても話して広めるということでもないので、仕方ないのでしょうか。
私達は人生経験として今回のことは、本当に反省させられ勉強となりました。
こういった出来事は人生の弱みではありますが、誰にでも起こりえる事だと実感しました。
ですから私達はこの経験を誰かの役に立つ事出来る時には話したいと思います。
日本保釈支援協会は、家族を支える現実的必要な協会であると強く感じました。
夫は執行猶予3年の判決を受けました。
全く前科のない夫にとっては、これは軽い判決ではありません。
しかし、裁判までの間本当に本当にじっくり話し合うことが出来ましたので、夫婦二人の気持ちがひとつになって受けた判決でした。
ですからすぐに次の行動も起こす事ができ、なんと裁判の翌日には就職も決まりました。
これからは罪を償う気持ちを持ちつつ、一生懸命働くのみです。
お力を貸して頂きました日本保釈支援協会様には本当に感謝しています。
まともな人生を送っている方々ほど、もし予期せぬ逮捕という事態となった時どうして良いかわからないものだと思います。
そんな方々が万一の時この協会の存在を知る事が出来たらと思います。
そのためには私の乱文でも利用出来る部分があれば公開していただけたらと思っております。
(北海道 主婦)