拝 啓
この度は、私の保釈に関しまして多大なるご支援を頂きまして、心より厚く御礼申し上げます。
本日、公判を無事終了致しまして判決言い渡しの期日が確定いたしましたので、どうしても直接お礼を申し上げたくFAXさせて頂きました。
初めまして。
私は今回、わいせつ図画販売目的所持により逮捕されました本人でございます。
私の婚約者を通しまして協会の存在を知り、当時拘留中であった私は唯一希望の光を見出すことができました。
実際の所は犯罪をおこなった訳ですので、勾留され公判を待つことが当然のことであるかもしれませんが、婚約者のこと家族のことを考えますと、とても言葉で言い表すのが難しい程辛く厳しい現実を経験致しました。
私は拘留自体が初めてでございましたので、長時間といえるものかどうかは定かではありませんが、拘留自体がきっかけになり体調を崩しておりましたので、保釈支援の結果を聞いた時には喜びもひとしおでございました。
保釈後、病院にかかりまして心臓に異常が見つかり、現在再検査となりましたが、もし支援がなく現在も勾留が続いていたらと考えますと、今以上に健康状態の悪化は必死だったことは言うまでもありません。
本当に心より御礼申し上げます。
今後さらに判決と続きますが、量刑に関しては厳粛に受け止め少しでも社会の為に貢献できるよう、婚約者と力を合わせまっすぐに生きていきたいと思っております。
私どものような犯罪をおこなった者に対しまして、寛大なるお気持ちでこのような制度をお作りになられました皆様方に、少しでも私達の感謝の気持ちが伝わり、又、今後の資料と致しましてこの書面がお役に立てれば幸いでございます。
この度は本当にお世話になり、直接ご協力頂きました申込者(婚約者)に成り代わりまして、心より厚く御礼申し上げます。
敬 具
(被告人)