最初、息子が逮捕された時は、頭が混乱してしまい、なにも考えられませんでした。
拘留期間も当初より20日間と長く、保釈を考える余裕もありませんでした。
母子家庭で子供2人の大学・専門学校の学費だけが唯一の貯金でした。
テレビのニュースで聞く保釈金の額は別世界のものでした。
弁護人さんから保釈支援協会の話を聞いたときは、保釈が可能かもしれないと初めて考えることができ、何とか保釈を認めてもらい、自宅で過ごさせたいと願うようになりました。
保釈金決定額は280万円で、とても自分で払えるものではありませんでした。
保釈支援協会の支援のおかげで内科疾患のある息子を保釈させ、自宅で治療食も以前のように食べさせることができ、精神的にも肉体的にも健康な生活を送れるようになりました。
裁判にはまだまだ時間がかかるため、保釈支援協会の存在は私たち家族にとってとても支えになっています。
更正のためにも、拘置所に勾留されているよりは、よほど自分のしたことをしっかり振り返り、立ち直るための努力をすることができます。
保釈支援協会には大変感謝しています。
息子の更正、立ち直りに努めようと思う毎日です。
(大阪府 母親)