日本保釈支援協会|公式ブログ

検索

協会で働き2年が経ち申込みも被告人が高齢者の方が最近増加しております。

日本では高齢者の犯罪が深刻になっており、刑務所にいる受刑者の高齢化も急速に進んでいます。

高齢者犯罪には非高齢者とは違った高齢者ならではの犯行動機や原因が多く、万引きといった窃盗から殺人まで増えています。

その中でも特に万引きは「初発型犯罪」と言われ、次の犯罪に手を染める入り口となる可能性も大きく、その意味でも社会問題視されています。

高齢者犯罪の約3割は再犯者で、経済的に不安定などのハンディキャップや、核家族に伴い一人暮らしが増加し、孤独で話相手がおらず社会的に孤立した高齢者が増えたのも犯罪を繰り返す要因の一つとなっています。

昨今、「無縁社会」という言葉をよく耳にします。刑務所を出ても頼る家族がいなかったり、同居を断られることが少なくないなど、犯罪歴を持つ高齢者を受け入れない社会の現実。

この無縁社会からさらに深刻化が予想される高齢者犯罪及び高齢者の孤立防止策として、福祉の充実、高齢者のグループ活動、地域の人達とのNPO支援活動や若い世代との交流等が考えられます。高齢者に生き甲斐を感じ させることが犯罪・孤立防止にも繋がり、困った時の相談相手ができるなど、「孤立」から「つながりや支え合い」へと向かう流れを作る事が大切な事だと思います。

一方で更生保護施設の整備、保護観察対象者への権利制約の明確化、地域社会が高齢者を見守る態勢をどう演繹的に拡大していくのかも重要になります。

本来は社会の規範となるべき世代。

昨今の様々な高齢者犯罪を見ていると考えさせられるものがあります。

最新の記事