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2012年05月14日

DVについて

入社4年が過ぎ毎日色々な罪名の申込が協会に届きます。その中で最近、新聞やテレビなどのメディアでも取り上げられるDVについて書いてみました。

配偶者間・パートナー間の暴力をドメスティック・バイオレンス(DV)といいます。身体的暴力に限らず、精神的、経済的、性的等、あらゆる形の暴力が含まれます。どんな形であっても、暴力は相手の尊厳を傷つけ、重大な人権侵害であり、犯罪となりうる行為です。また、暴力は繰り返され、だんだんエスカレートするという傾向がありDVの被害の深刻化を防ぐためには、早期の対応が大切です。配偶者やパートナーからの暴力は、家庭内で起こることが多く、それは子どもにも深刻な影響を与えます。

子どもは両親の間での暴力を目の当たりにして、心に大きな傷を負います。また、親の暴力が子どもに及ぶことも珍しくないようです。暴力を受けた母親自身も子どもを虐待してしまうこともあります。
さらに、両親の暴力を見て育った子どもが、暴力によるコミュニケーションを学習し、将来人間関係がうまく築けなくなったり、DVの加害者や被害者になってしまう「暴力の世代間連鎖」という事例も報告されています。被害者に対するケアはもちろんですが、子どものためにも、「暴力の世代間連鎖」を断ち切るためにも、子どもへのケアも非常に重要な課題となっています。

ただし、もちろん全ての子どもに暴力が連鎖される訳ではありません。暴力のある家庭に育っても、暴力を克服して、対等な人間関係を構築している人たちも大勢います。
配偶者暴力相談支援センター、都道府県警察、福祉事務所等、都道府県又は市町村の関係機関は、連携を図りながら協力して被害者の保護に努めることとされています。

「DV相談ナビ」:政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200901/1.html

NPO法人 全国女性シェルターネット
http://nwsnet.or.jp/

まずは何よりも早急に行うべきことは、加害者から離れること。加害者に話し合いは通じないうえ、被害がさらに悪化する恐れがあります。出来るだけ早く安全な避難場所と厳重な警戒が必要です。
また、子どもたちの安全、実家や親族の方の安全も守ることもとても大切なことです。

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