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平成18年の支援活動をふりかえって

 平成18年の最後のブログへの書き込みとなります。

 我々、日本保釈支援協会職員の支援活動は、日増しにお問い合せやお申込みそして保釈保証金の立替件数も増加してきているため忙しくなってきました。毎日真剣に誠意を持っての対応を心掛けているため、職員全員は自己の体力との戦いのようなこの一年間の日々でした。年末だから年始だからというのは全く関係なく、どの日も相談者にとっては大切な日々だということを感じながら相談者の対応をしています。

 この時期は、節目といえば3月末に次いで2番目に大きい節目ということで、簡単にまとめて報告いたします。

 数字でみますと、この時期での直近1年間のお申込みと保釈保証金立替件数は1,061件と731件でした。昨年のお申込みと保釈保証金立替件数は352件と235件です。数字だけをみても確かに増加しています。アンケートの内容をみますと、昨年は雑誌を見て申込んだという方が圧倒的に多かったのですが、今年は弁護士の先生方からのご紹介というのが過半数を越えてきました。私達の活動が徐々に理解してもらいつつあると思う今日この頃です。

 しかし良い事だけではありません。昨年、協会の保釈保証金の立替金が裁判所へ没取された件数は0件でしたが、今年は裁判所への保釈保証金の立替金を没取された件数は4件も発生してしまいました。この事への対応は来年の課題になります。この他今年の立替支援までおこなった様々なケースをお話すれば一冊の本が出来てしまう程ですので、今日は簡単にお伝えさせて頂きました。

 最後に今年一年、日本保釈支援協会にご協力して頂いた弁護士の先生方、協力はして頂けなくても助言や苦言をくださった弁護士の先生方、本当にありがとうございました。

 来年も被告人のご家族の立場に立ち、安心して利用出来る日本保釈支援協会の
保釈保証金立替システムのより一層の構築を目指して頑張りますので、何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。

 ではこの辺で失礼致します。皆様良いお年をお迎え下さい。
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